ブラックジャック



今年は、最初と最後は人がいたが、ほとんどの日は4人ほどの作業が続き、進み具合が遅く、あせりを感じながらの作業だった。そんな中、毎日参加したS女史には叱咤激励されながら大きな力をいただいた。

そんなS女史に、毎年全ての作品に必ず当たる賞をもらってもらおうと思っていたが、今年は5つだけと聞いた。まぁ普通に作れば、5つには入るだろうとたかをくくっていたら、例年呼ばれる表彰式にお呼びがなかった。

 

なんと、5つの賞は、最優秀賞、ユーモア賞、ファンタジー賞、アイデア賞、デザイン賞。どう見てもブラックジャックじゃ該当しない。細かい造作は出来なかったが、今年もちょっと異質で技術的にはそれなりによくできているとは思うんだが…。

 

来年は、技術もさることながら、賞のとれる題材とデザインで参加したほうがいいかもしれない。

 

「こんな像も無きゃだめだよな。」と打ち上げの3次会でカラオケの合間に語り、「初心に返って皆んなで子どもたちに喜ばれて観光客に見てもらえる像を作って、流氷祭りを盛り上げなきゃ。」とスナックのママにくどくどと語って帰途についたのだった。